世界の住宅事情vol.1 2013.09.19 / コラム

 こんにちは。広報のYです。
先日、ちょっと遅い夏休みで、スイスに一人旅をしてきました。

現地の友人宅に滞在していたのですが、
住宅事情が全然違って興味深かったですよ。

スイスと言えば、ヨーロッパ屈指のお金持ちの国。
さぞかし、立派な家を買ったり建てて住んでるんだろうな、、、と思いきや
以外にもほとんどの人が賃貸住宅に住んでいるんです!

世界の持ち家率を比べてみると、、、
(Wikipediaより抜粋)

イタリア (82%)
ノルウェー (77%)
イギリス (69%)
アメリカ ・オーストラリア (65%)
日本  (60.0%)
オランダ・フランス(50%)
ドイツ (42%)
スイス (33%)


スイスの持ち家率低さったら!
(ちなみに米フォーブスの「裕福な国ランキング」ではスイス9位、日本Top10圏外ですよ)

なぜかな、と友人の話を聞いたり、調べてみたら、

■スイスでは、住宅購入額の20%を最初に手付け金で支払う。
■スイス特有の不動産所得税があり、歳をとっても払いれず、結局自分のモノにならないケースも少なくないんだそう。。。

□質の良い賃貸物件が多い(広いしキレイ!!!)
□借家人を守る非常に強い法律がある

うん。そりゃ、賃貸でいいわ。

運用で考えても、スイスの地価の上昇は年にせいぜい1~1.4%あるかないか程度。
家を買っても、大きなリターンは見込めないんですね。。。

こうして比較して考えると、日本の方が、住宅の買いやすさ、運用のしやすさ(しがい)があるんだなあと感じました。



余談ですが、「日本人はウサギ小屋に住んでいる」と世界で言われてきました。
持ち家に関しては、他の国と変わらないのに、特に「賃貸住宅」がひどく狭いんですね。

「6畳の部屋に住んでる日本人ってすごいよね」
「寝る・食べるしかできないじゃん」とスイスの友人も言っていました。。。
これから賃貸住宅もいい方向に変わっていくといいですよね。


さて、今回はちょっとまじめなお話だったので
次回は、実際の住宅の違いを具体例で紹介しますね!