世界の住宅事情vol.2 2013.09.26 / コラム

こんにちは。広報のYです。
それでは、スイスの住宅事情その2をお送りします。


まずは、日常生活に欠かせないお洗濯について。
スイスのほとんどのマンションでは、部屋に洗濯機がありません。
地味にびっくり。

地下に、コインランドリーのような部屋と大きな乾燥室があって、住人は、曜日と時間が割り振られています。
だいたい二週間に一度。
その時間を逃すとまた二週間待たなきゃならないんです。。。

 

割り振られた時間が夕方だったりと微妙だと、
「洗濯の日なので失礼します!」
と会社を早退する人もいるそうですよ(笑

私の滞在していた家は、週に一度で月曜の夜20時。
夕ごはん食べてダッシュで洗濯、深夜にヘベレケで乾燥室に取りに行く。
といった流れでした。

そして、次がまさに、お国柄を表す住宅事情。

スイスの各家には、、、

 

 

核シェルターがあるんです。


 

核シェルター普及率、スイス100%、アメリカ82%、日本0.02% 

スイスでは家屋には核シェルターの設置が法律で義務化されており、
病院や学校等の施設の分も含めると国民に対して114%なんですって。

友人宅で、「あの分厚いドアはなに?」と聞いて、本当に衝撃を受けました。。。

 


さすが、永世中立国ですね。
永世中立国と聞くと、穏やかで平和な国とイメージする人が多いでしょうが、
その平和な生活を維持するために、スイスは国防、民間防衛と物凄いシステムがあります。

多くの橋やトンネルには爆薬が設置できるようになっていて
侵攻された場合は、爆破して道を塞ぐようになっているんですよ。


いやはや、国が違えばお家事情もこんなに違うとは、驚きでした。